【効果音素材集の使い方】

今回は、よくサンプル素材集として市販されている効果音の素材集の使い方について、

自分なりの考え方をお話したいと思います。



■素材集のメリット



皆さんは、ゲームを作るときにサウンド担当がいない場合どうされていますか?

おそらく、著作権使用料フリーの素材をネットで探されたり、市販されている効果音素材集

などを購入されたりするのではないでしょうか?

著作権使用料フリーの素材のメリットはなんといっても「使用料が無料」であること、

手軽に試聴できることですよね。

市販されている効果音素材集のメリットは、値段相応分のクオリティの高い音や、

自分では収録できないような生録音の素材が豊富に手に入ることだと思います。

代表的なのは「銃の音」です。

本物の銃の音を自分で録音することは相当困難ですし、

他にもライオンなどの動物の声などもそうですね。

こういう素材は貴重だし、しかもよくゲームに使われる素材です。



■素材集のデメリット



値段が高いことと試聴ができないこと。

パッケージの雰囲気やファイル名で想像するしかなく、実際どんな音かも分からない状態で

購入しなくてはいけないのは大変な賭け
です。

実際、何十万する素材集を買ったのにゲームに全然活かせなかったというのは、

よく聞く話ですし実体験でもありました。

生音ばかりの効果音素材集だったり、

シンセ系の効果音が軽すぎたり、コミカルすぎたりといった感じです。



■素材集の注意点



それから、素材集の音はほとんどが無表情というか、無難な効果音が多い中で

たまにすごく個性の強い音が入っているものがあります。

コイツが要注意です!

他の音に比べてすごく際立っているので、そのまま使用したくなるのですが

そう思っているのは同じ買い物してる人もそう思うわけで、かぶっちゃうんです

あれ?この音、あの素材集の音だ!というのが、僕個人でも4、5回経験ありました。

ラジオ、テレビ、ゲームなどで使われていましたね。

他には下記の理由もあります。

・ゲームに合わせるために加工、調整がほぼ確実に必要になる。

・そのまま使用している作品が存在するので、同じ音、使いまわしとして認識されてしまう。

「創っている」感覚より「選んでいる」感覚になってしまう。



■どうやって使うか?



素材集を使うときは、

レイヤー、ピッチ変更、スライス、リバース、フェード、あらゆる方法、エフェクトを使って

イメージの音に近づけます。

レイヤーで音を重ねていくと、すぐに振り切って音が割れてしまいますが、

リミッターを挿して聴感上問題ないところまで調整すれば、

波形の見た目が潰れていても僕はありだと思っています。


ピッチ変更も、少し表情つけたいだけであれば、

ただ上げ下げするだけでなく、上げ下げしたものに原音を少し足すと芯が残ったまま

表情がついて
バリエーションをつけやすいです。

あとは、ギターのアンプシュミレーターに通すこともあります。

よく言う「空気感」を足したり、わざと音を潰したいときなどの用途に使います。

このようなやり方で効果音を作っていくのですが、素材集を買うときは、

「効果音を買う」という意識よりも「効果音を作るための素材を買う」という

意識で買ったほうが、よりオリジナリティ溢れる効果音を作ることに近づけるのではないかと

ブログを書きながら改めて考えさせられました。

名前もあくまで、「効果音素材集」ですしね(笑)

今回は「効果音の素材集」についてのお話でした。

ゲームを作られる方のご参考に少しでもなれば幸いです、それでは!